「ジョハリの窓」を自己開示に役立てる方法を解説します
ジョハリの窓を自己開示に役立てる方法を解説します。
Contents
1.「自分が思う自分のイメージ」を書き出す
まずは、自分から見た自分のイメージ(セルフイメージ)を書き出してください。
なかなか思いつかないなら、「仕事における自分はどうか」「上司との付き合いにおける自分はどうか」など、範囲を限定して考えてみましょう。
2.「他者から見た自分のイメージ」を集める
次に、他者から見た自分のイメージ(パブリックイメージ)を書き出します。もちろん、自分一人ではできないので、親しい友人や同僚・家族など、身近な人に協力してもらいましょう。
多くの人に意見を聞くほど、情報の客観性を高められます。
3.イメージを「窓」に振り分ける
集まった「セルフイメージ」と「パブリックイメージ」を、4つ(実質3つ)の「窓」に振り分けます。
- セルフイメージにもパブリックイメージにもある情報→【解放の窓】
- セルフイメージにはなく、パブリックイメージにはある情報→【盲点の窓】
- セルフイメージにはあり、パブリックイメージにはない情報→【秘密の窓】
4.ジョハリの窓を眺め、自分を見つめ直す
ジョハリの窓が完成したら、それぞれの「窓」に書かれている内容を眺めつつ、自己認識について再考しましょう。
自己開示を考えるうえで最も重要なのは、【秘密の窓】です。
【秘密の窓】に書かれていることが多い場合、うまく自己開示できていない可能性があります。
【秘密の窓】に書かれていることは、少しずつでも意識的にさらけ出していきましょう。
以上のようにジョハリの窓を活用すれば、自己開示に役立ちます。
ジョハリの窓を作成する過程で自分を見つめ直せるので、自己開示が苦手な人も、じゅうぶんできているという人も、ぜひやってみてください。
人に心を開いてほしいときは、まず自己開示をし、手の内をさらけ出してしまうのが効果的です。
人となかなか打ち解けられずお困りの方は、この結果を、ぜひ活用してみてくださいね。
さらに、下図のように自己開示のによって公開の窓を拡げたり、人からフィードバックをもらい、盲点の窓の領域へ広げたりできます。
その結果未知の窓は減少し、あなた自身の成長が見えるようになるでしょう。