食品の値上げに関するプレスリリースの件数、前回比120%
駄菓子の値上げが報道されています。
その要因は、主原料の値上げ、原材料の値上げです。
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主原料の値上げ、原材料の値上げ
小売店に届いた案内によりますると「このような状況下では、自社内で許容できる範囲を超えている」と記されていいます。
この言葉はとても柔らかくとげがありません。
しかし、述べていることは「もうコスト削減は限界です!」と言っているのです。
その他にも値上げのプレスリリースは、
レトルトカレー、焼酎、トマトケチャップなどの食品メーカーの値上げが止まらない状況が報道されています。
生活意識のアンケート調査では物価が1年前と比べて・・
調査・分析結果によりますと、”生活意識のアンケート調査”では、物価が1年前と比べて「あがった」と回答した割合は77%にのぼっています。
賃金が伸びないなかで家計の負担が徐々に増しているのです。
食品メーカーによりますと「この局面では、いずれは商品の安定供給すらできなくなる可能性もある」と述べています。
在宅勤務でサラリー・マンが気がつき始めた
この様な状況において、在宅勤務が増えています。
これまで家計にあまり関心がなかったり、日常品の買い物の機会がなかったサラリー・マンはこの状況について徐々に気がつき声を上げることになるでしょう。
もし、サプライチェーンに関わっている会社に勤めていれば、賃金と物価の関係についてコロナ禍で一気に関心を持ち、モノの価値に対する意識が変わると思います。
「欲しいものにあふれている」けど、
世の中が「欲しいものにあふれている」と言われるけど、懐具合がそうさせませんですね。
また、会社経営の視点からも、コストカットの限界を感じ、値上げ、売り上げアップへと進むことは間違いないでしょう。
どの会社もコロナ禍で、自社の固定費の削減を断行してる会社は、都心にオフイスを構える必要性がなくなって縮小し始めています。
最近では人口移動が、都心では流入より流出が上回ったと報道されています。コロナ禍まえにはなかったことです。
顧客の視点で経営を立て直す必要がある
そこで、売り上げ確保には顧客の視点で経営を立て直すことが必要になって来ます。つまり、売り上げの確保です。
コスト削減の限界を感じれば、向ける目先は売り上げです。
しかし、そう簡単にはいきません。順番があります。